「パジャマで行ける範囲」という線引き

パジャマは本来、完全に“家の中だけの自分”の制服。
でも突然ピンポンが鳴る瞬間って、世界と家の境目が急に薄くなるじゃない?
そのときに出られるかどうかで、自分の生活の“品”が試される気がする。

だからわたしは、
「誰が来ても恥ずかしくないパジャマ」
を選ぶようにしてる。

・体型の形が出すぎない
・色が派手すぎない
・ヨレてない
・“寝巻き感”より“リラックスウェア感”がある

これさえ押さえておけば、インターホンの相手が宅配でも大家さんでも、
予期せぬ“世界との接続”に慌てる必要がない。

そして、最寄りのコンビニまではOKライン。
その距離感って、「外に出るけれど、まだ家の延長」という領域だから、
“ちょっとの緊張感”を服に残しておけば十分成立する。

逆に、駅やスーパーまで行くのはもうルール違反。
そこには“他人の視線”が確実に存在するから、
家の空気をまとったまま踏み込むと、途端にだらしなさになる。

結局、こういう選択が「粋」に直結する!

粋って、派手なことじゃなくて、
**誰に見られてもサッと整って見える習慣”みたいなもの。

だからパジャマの境界線をどこに置くかも、
未来の自分へ続く小さな“美意識の管理”なんだと思う。

つまりはね、ピンポンが鳴って出ても恥ずかしくない
という基準は、すでにその姿勢が育ってる証。

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