七五三で親が普段着?!子どもは正装なのに…と感じたモヤっと。大切にしたい「ふさわしさ」の話

先日、七五三のお参りに遭遇しました。
境内には華やかな着物やスーツを着た子どもたちがたくさんいて、本当に可愛くて、見ているだけでとっても幸せな気持ちに。

でもその中で、少しだけモヤっとしたことがありました。

子どもはしっかり正装なのに、親が普段着。
足元もスニーカーやブーツのまま、というご家族が思った以上に多かったんです。

「え?七五三だよね?」
そんな違和感が胸に残りました。

調べてみると、どうやら最近は
「子どもだけ正装すればOK」「写真は子どもしか写らないし」
といった“カジュアル派”の家庭も増えているみたい。

理由としてはこんな感じだそうです。
• 行事の意味を深く知らず、イベント感覚になっている
• 共働きで忙しく、そのまま来てそのまま帰る
• SNSでは“子どもさえ可愛ければOK”になりがち
• TPOへの意識が家庭によってまちまち

背景を知れば理解はできるけれど、
それでも私はどこか「うーん……」と思ってしまいましたが。

■ “.きちんとした服装”が大事だと思う理由

七五三は、子どもの成長を神様に報告し、これからの健やかな日々を祈る儀式。
単なる“撮影イベント”ではありません。

だからこそ、わたしはこう思っています。

「子どもを主役にするなら、親も場にふさわしい装いをするのが礼儀なのでは?」

・神社というフォーマルな場所
・儀式としての歴史
・これから先ずっと写真が残る
・子どもは親の姿勢をよく見ている

この4つを考えると、やっぱり親がちゃんと整えて行く意味は大きいと思うんです。

もちろん家庭の自由ではあるけれど、
“きちんとした場には、きちんとした服で向き合う”
という姿勢を大事にしたい。

それは堅苦しさじゃなくて、
子どもへの敬意でもあり、自分自身の品でもあるから。

主張の押しつけにならないように、参考としてまとめておきます。

● ママ
• セレモニースーツ
• ワンピース+ジャケット
• 落ち着いた色味(黒・ネイビー・ベージュ・グレー)
• 足元はパンプス

● パパ
• スーツ or ジャケパン
• 派手すぎないネクタイ
• 革靴

“ガチ正装”じゃなくても、少しのきちんと感があれば十分。

自由の時代だからこそ、“ふさわしさ”を大切にしたい!

世の中はどんどん自由になっていて、服装のルールも緩くなっている。
それ自体は悪くないけれど、
「儀式」と「普段」の線引きが曖昧になるのは少し寂しい。

だから七五三のような大切な日には
家族みんなで少し背筋を伸ばして、
場にふさわしい格好で向き合いたいと思っています。

子どもの晴れ姿を一緒に引き立てられるように。
そして、写真を見返したときに
「あの日ちゃんと整えて行ってよかったね」と思えるように。

自由の時代だからこそ、
私は“品”のある選択をしていきたい。

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