なぜイキなおばあちゃん?

浪費のオリンピックがあれば金メダル級だったわたし。買ってはすぐ飽きてリサイクルショップへ持っていき、たったこれだけ?という金額になってお別れする洋服たち。もう悲しくて悲しくて、どうにかならないのかとずっと悩んでおりました。短いサイクルで変わる世の中の流行とわたしの興味。雑誌やSNSに踊らされて、遊ぶ時間や休息の時間を失いながら働いたのに、それより早いスピードであっという間に無くなる給料。玉の輿に乗って大金持ちになりたい!とか、転職して月々の洋服代くらいプラスで稼げるようになりたい!とか、いろいろ考えてそうなるように動いてみたけど世の中まったく甘くなくて。

で、わたしが考えたのが所有の目標期間を伸ばすこと。これかわいい!の思いは10年後の自分に通ずるか、必要と思うか。当時20代後半にさしかかった頃のわたし、今の年齢でしか着れない服も着たいし、良いものを長く着たい思いも出てきた頃。

そんな時にとある記事で某大女優が言ってたのが”粋なばあさん”という言葉でした。大雨にも雷にも豪雪にも打たれたような、さらには目から鱗どころか魚ごと出たってくらいに”これだ!”という言葉でした。

ここから、わたしの人生の目標が”イキなおばあちゃんになること”。

でもばあさんではキツそうだから、あくまでもおばあちゃん。

削ぎ落とされた美しさと、肩の力が抜けた余裕。

目指すのは!

“無理をしないのに、素敵に見えてしまう人”。

気高くありながら、どこかチャーミングで、少しの個性の強さを持つこと。そんな「粋」をテーマに、引き算の暮らし、凛とした佇まい、ささやかな遊び心、自然体を大切にしながら、年齢を重ねる楽しさを日々の視点で発信していきます。

いまを丁寧に積み重ねながら、

未来の「粋なおばあちゃん」を育てていくブログです。

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