年齢を重ねるほど、
“軸があること” の美しさは深まっていきます。
自分の価値観や、美しさの感じ方、生き方のスタンス——
こうしたものは、誰にも真似できないその人らしさ。
けれど同時に、
時代遅れにならない軽やかさ も大切だと思うのです。
軸が強すぎれば頑固になり、
流行ばかり追えば浅くなる。
その中間にある、余裕をまとった賢さこそ「粋」。
変わらないでいい部分は、胸の奥にそっと置いておく。
大切にしている価値観、心地よいと感じる感性、
そして自分が“こうありたい”と思う在り方。
一方で、変えていくべき部分は、軽やかにアップデートする。
ファッションのシルエットや、身だしなみの空気感。
暮らしの便利さ、若い世代の価値観への理解。
ほんの少し取り入れるだけで、不思議と古くならない。
軸=ブレない美意識
変化=しなやかに取り入れる風
この2つを自然に行き来できる人は、
いつの時代にも素敵に映ります。
“粋”とは、まさにそのバランスのこと。
揺るがないのに、固まりすぎていない。
今を楽しみながら、自分らしく歳を重ねていく。
そんな生き方を、これからの日々で紡いでいきたいと思っています。
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