電車でいつも見かける女性がいる。
美人、ではない。派手でもない。なのに、目が吸い寄せられる。
身につけているものも、ハイブランドじゃない。ロゴも光らない。
でも、なぜかおしゃれ。
「真似できそうなのに、真似できない」あの独特の世界観。
こういう人を見るといつも思う。
本当におしゃれな人って、ブランドで盛らずに静かに勝ってる。
その人は、清潔感も、空気のまとい方も、姿勢のよさも、すべてが“ちゃんとしている”のに、力んでいない。わたしが欲しいものはこのオーラ。
服が主役じゃなくて“その人自身”が主役になっている。
こういう人に出会うと近づきたくなる。
おしゃれウイルスがあるなら、一生治らない重症になるまで感染したい。
だから毎日しれっと隣に座る。吸い込めるものは吸い込みたいから。
年齢を重ねたとき、ロゴを振り回すのではなく、
こういう“静かにおしゃれな存在感”をまとったおばあちゃんになりたい。

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