憧れは早く迎えに行った方がいい!

本当はラルフローレンで
げん担ぎに赤いコーデュロイのシャツが欲しくて出かけた。

午年だし、ウマのマークは縁起がいい気がして。
前に進む力とか勢いとか、そういう力を借りたかった。

でも探してもそれはなくて。
代わりに出会ったのが、バーバリーのトレンチコートだった。

アウトレットだけど、
鏡の前に立った瞬間、背筋がすっと伸びる感じがした。
「あ、これは“いい服”だ」って体が先にわかるやつ。

2点購入で10%オフ。
ポーチも一緒に買ったら、結果的にコート1着分の値段以下で2つ買えた。
正直かなりお買い得。

でもそれ以上に思ったのは、
これを「いつか」じゃなくて「今」買えたことがうれしいということ!

私は、いい買い物をしたいなと思う日は、祖母からもらったアクセサリーやバッグ、時計のうち、必ず何かひとつ身につけて出かける。

流行に流されず、自分に似合うものを知っていて、いつも素敵な買い物をしていた祖母。
その持ち物を身につけていると、目利きの基準を少しだけ借りているような気がする。

今日は、亡き祖母からもらったネックレスをつけていた。

実はずっとトレンチコートが似合う季節のパリを歩くのが夢だった。
曇り空の下、石畳を歩いて、カフェに入ってエスプレッソを飲む。
そんな風景を何度も頭の中で思い描いてきた。

そういえば祖母もパリが好きだった。
選ぶものや佇まいの端々に、
パリの空気が残っていた気が…するかな?w

だから今日、祖母のネックレスを身につけて
このトレンチコートに出会ったのは偶然じゃなかったのかもしれない。

このコートは、その夢を叶えるために出会った気がした。
「ちゃんと行くつもりでいなさい」と背中を押されたような気がした。

あと何年生きるかなんて誰にもわからない。
だったら憧れているものは早く手に入れた方が得なんじゃないかと思う。

同じトレンチでも10年着られるのと5年着られるのとでは、人生に寄り添う時間が違う!

清水の舞台どころか、ドバイのブルジュハリファより高いところから飛び降りた気分だったけれど、着地は思ったよりも静かだった。

赤いコーデュロイのシャツはまた別のタイミングで出会えばいい。
でもこのコートはパリに連れて行くために、今の私に必要だった。

祖母から受け取った?かもしれない美意識と一緒に、このコートも私の時間を重ねていけたらいいと思う。

憧れは余裕ができてからじゃなくて心が動いたときに迎えに行った方がいい!絶対!

長く大切に着ようと思う。

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